父の成年後見申立て
相談前の状況
父の物忘れがひどくなり、自分で生活することが困難となったので施設に移したいが、費用を捻出するために資産を売却したいがどうすれば良いのか相談したいということでご相談にいらっしゃいました。
相談後の状況
司法書士の提案&お手伝い
資産を売却するには判断能力が必要となります。お父様はすでに理解力が大幅に低下し、自分で生活することも困難な状態となっていましたので、成年後見の利用を検討する必要がありました。成年後見制度についてご説明し、メリットとデメリットをご理解頂いた上で成年後見の申立てのご依頼を頂きました。
弊所で必要書類の収集、成年後見申立て書類を作成させて頂き、無事に成年後見人が選任されて手続きが完了しました。
事業所からのコメント
成年後見制度は利用することにより、本人の財産を処分して施設費に充てられたり、メリットもありますが、専門家が選任されると報酬が発生し、一度選任されると原則として亡くなるまで続くことになるなど費用の問題も出てきますので、利用にあたってはそれらを踏まえて十分に検討して決める必要があります。ご家族と話し合ったり、場合によっては専門家と相談して慎重に決めることが大切です。
無事に手続きが完了して良かったです。