遺産になると思っていなかった
相談前の状況
お母様が亡くなられて、相続手続きの相談をしたいということでご来所頂きました。
相続人は長男と二男の二名、遺産は不動産と預貯金、生命保険金等がありました。
相談後の状況
司法書士の提案＆お手伝い
遺産の内容をお聞きしたところ相続税がかかる可能性が高かったため、当事務所が提携している相続税専門の税理士と連携して手続きを進めることになりました。
遺産分割については不動産は弟、預金は半々で相続したいというご希望でしたが、遺産調査したところ他にも遺産があることが判明しました。後から発見された遺産については弟が相続し、代償金で清算することで合意が取れました。
遺産分割の内容で税金が変わることがありますので、税金面で問題が生じないように税理士と連携して進めました。税務上も問題ないことが確認できましたので、遺産分割協議書を作成した上で、不動産、預貯金等の相続手続きを行い、手続き費用を清算の上、遺産を分配し手続きが完了しました。
事業所からのコメント
自分たちでは遺産と思っていなくても、法律上は相続していることになっていて手続きをしなくてはいけないものもあります。今回は調査の結果、遺産として分割対象となっているものが発見されました。無事に手続きが完了して良かったです。
この記事を監修した司法書士・行政書士
司法書士法人グランツ代表司法書士 松田 卓也
- 保有資格
- 司法書士・行政書士・宅地建物取引士・民事信託士・管理業務主任者・初級シスアド
- 専門分野
- 相続・遺言・民事信託・相続放棄・不動産売買
- 趣味
- 旅行・料理・法律の書籍を読み漁ること
- 経歴
- 司法書士法人グランツの代表を勤める。大学生の頃に亡くなった父の相続で苦労した経験から相続の専門家を志し、平成 25 年に司法書士試験合格。相続専門の司法書士・行政書士事務所で実務を経験し平成 29 年に武蔵小杉で開業。「専門家の目を行き届かせて円満相続を実現し、家族の幸せに貢献する」をモットーに日々相続業務に取り組んでいる。相談件数2500 件（令和 4 年 7 月現在）以上の豊富な経験から相談者からの信頼も厚い。
